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漢方2Book12
回答1

血圧やコレステロールの薬は、血圧を下げ、コレステロール値を下げることで血管を守る薬です。
高血圧やコレステロールが高いと動脈硬化が進行し、心筋梗塞、脳血管障害、腎不全などの命にかかわる病気になるリスクが高まります。
食事療法や運動療法を頑張ることとともにお薬を内服し、リスクを軽減することが大切です。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスによるおこる感染症です。

1~3日の潜伏期間があり、主な感染経路は飛まつ感染です。
急激な38度以上の発熱、悪寒、関節痛、咽頭痛、咳、嘔気、下痢などの症状が種々混在します。インフルエンザ簡易検査(咽頭や鼻腔のウイルスをチェックします。)が便利です。
主な治療薬は、リレンザ、タミフル、イナビルなどで、通常は1~2日で解熱することが多いですが、解熱後もウイルスは体内に残っていることも多く、処方された治療薬をしっかり使用することが大切です。

インフルエンザにかからないためには、インフルエンザワクチンの接種が必要です。
完全に発症を予防することができなくても、症状を軽くする場合もあり、
流行を抑えるためにも多くの方が、ワクチンを接種することが大切です。

高血圧

高血圧ガイドライン
成人における血圧値の分類(mmHg)
正常域血圧

至適血圧 <120 かつ <80
正常血圧 120-129 かつ/または 80-84
正常高値血圧 130-139 かつ/または 85-89

高血圧

I度高血圧 140-159 かつ/または 90-99
II度高血圧 160-179 かつ/または 100-109
III度高血圧 180以上 かつ/または 110以上
(孤立性)収縮期高血圧 140以上 かつ >90

          

降圧目標(mmHg) 診察室血圧 家庭血圧
若年、中年、前期高齢者 140/90未満 135/85未満
後期高齢者 150/90未満 145/85未満
糖尿病患者(孤立性) 130/80未満 125/75未満
CKD患者(蛋白尿陽性) 130/80未満 125/75未満
脳血管障害患者 140/90未満 135/85未満
冠動脈疾患患者 140/90未満 135/85未満

カルシウムブロッカー(ノルバスク・アムロジン・ペルジピン・アダラートなど)
ACE阻害薬(レニベース・カプトリルなど)
ARB(ブロプレス・アジルバ・アバプロなど)
利尿剤 (フルイトラン・ナトリックスなど)
αブロッカー(カルデナリンなど)
βブロッカー(テノーミン・メインテートなど)
α・βブロッカー(アーチストなど)

最近では、違う作用機序の薬剤をひとつの薬剤にした合剤が多く発売されています。

エカード(ブロプレス+利尿剤)
ユニシア(ブロプレス+カルシウムブロッカー)
カデュエット(カルシウムブロッカー+高脂血症治療薬)
 アイミクス(アバプロ+カルシウムブロッカー)など

高脂血症

スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)
 メバロチン・リポバス・リピトール・クレストールなど
フィブラート系
 ベザトールSR・リピディルなど
EPA製剤
 エパデールなど

糖尿病

インスリン製剤
 ノボラピッド・ヒューマリン・ランタスなど
スルホニル尿素(SU)類
 グリミクロン・オイグルコン・アマリールなど
速攻型インスリン分泌促進剤
 ファスティック・スターシス・グルファストなど
ビグアナイド(BG)類
 メディット・メルビンなど
αグルコシダーゼ阻害薬
 ベイスン・グルコバイ・セイブルなど
チアゾリジン誘導体
アクトス
DPP-4阻害薬
 ジャヌビア・ネシーナ・グラクティブなど
SGLT2阻害薬(尿中の糖再吸収抑制)
 スーグラなど
DPP-4阻害薬とピオグリタゾン(アクトス)の合剤
 リオベルなど

高尿酸血症(痛風)

尿酸排泄促進剤
 ユリノームなど
尿酸生成抑制剤
 アロプリノーム・フェブリクなど
通風発作時は、鎮痛剤や漢方薬などで治療します。

呼吸器疾患(気管支ぜんそく 気管支炎)

気管支拡張剤(β刺激剤)
 アロテック・スピロペントなどの内服
 サルタノール・メプチンなどの吸入
 ホクナリンテープなどのテープ剤
テオフィリン薬
 テオドール・テオロングなど
β刺激剤+ステロイドの吸入剤
 シムビコート・アドエアなど
ロイコトリエン拮抗薬
 オノン・シングレアなど

漢方薬

神秘湯・麻杏甘石湯・柴朴湯など

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