漢方薬
漢方では同じ病名の人でも、体型や年齢、体の調子、体力、あなたの精神状態など
今の全ての状態をとらえて薬を決めます。
本来あるべき健康な状態に戻すための
オンリーワン漢方なのです。
基本処方 代表的な漢方薬10種
このはかにも多くの漢方薬で治療しております。
１・葛根湯加川弓辛夷（カッコントウカセンキュウシンイ）
かぜで寒気があり鼻づまりの人に効果があります。
内服するとポカポカしてきて悪寒が改善されます、
２・五苓散（ゴレイサン）
のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、花粉症、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う、水様性下痢、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔などに用いられます
嘔吐下痢症には特に効果が期待できます。
３・小青竜湯（五苓散と一緒に）（ショウセイリュウトウ）
花粉症の代表的なお薬です。（小青竜湯単独より、五苓散を加えることで効果が増すことがあります）
４・当帰芍薬散（トウキシャクヤクサン）
生理痛、生理不順、生理出血が多い方、月経困難症
血行をよくして体をあたため、貧血症状を改善します。痛みをやわらげたり、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。
生理に関するトラブルにはまず使ってみたいお薬です。
５・桂枝茯苓丸（ケイシブクリョウガンリョウ）
皮下出血、患部の腫脹を伴う外傷、縫合糸膿瘍の治療にも応用
しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび 、月経痛、更年期障害、血の道症注）、月経不順、月経異常、肩こり、めまい、頭重、打ち身（打撲症）
皮下出血を伴う外傷に使用すると傷が早くなおります。
６・潤腸湯（ジュンチョウトウ）
硬い便の便秘 兎糞状、便秘が治ることがある。便をやわらかくして、便通をよくします。
便秘のひどい人は、1日3回からはじめてください。そうでもない人は、1日１～２回で開始し、便の出具合に応じて増減してください。
便秘が良くなる人がいます。便がゆるくなったり、回数が増えるときは、減量してください。
いわゆる通常の下剤とは違い、ゆっくり効果がでてくる薬です。効果発現まで１日から２週間ほどかかることがあります。自分の服薬のペースを自分なりに調節してください。
おなかが痛くならない自然な排便が期待できます。
７・芍薬甘草湯（シャクヤクカンゾウトウ）
こむらがえり、足のつり、筋肉のつっぱり・こわばりを伴う筋肉痛や神経痛、さらには腰痛や肩こり、生理痛など、いろいろな痛みに広く用いられています。
足のつりには第一選択のお薬です。
８・黄耆建中湯（オウギケンチュウトウ）
小児の便秘、下痢、腹痛、皮膚のカサカサ
アトピー性皮膚炎、ねあせ 大人の皮膚炎（乾燥肌） 夜尿症 など
子供さんには一番使用することが多いお薬です。
９・大建中湯（ダイケンチュウトウ）
体力がなく冷え症で、お腹をこわしやすい人
腹痛やお腹の張りをやわらげ、体をあたためて胃腸の調子をよくします。
術後の腸閉塞予防の他、便秘の方にも使用します
１０・桔梗湯（キキョウトウ）
かぜのひきはじめののどがイガイガには効果的です。
かぜがひどくならないうちによくなること大
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